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ゴリとラーのAV放浪記

鑑賞したAVを、感想文的にブログに記録しておこうと思います。

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AV女優の裏側リポート かたりたがーる 長谷川リホ

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作品の冒頭、「私のスタイルと言うものを、はっきりと提示できるきっかけに

なるんだろうなと思ったから」と女優がこの作品に対する思いを口にしている。

そして、パッケージの撮影風景。

HMJMの作品は、パッケージの撮影風景を差し込む決まりでもあるんだろうか?

この後、彼女が自らを語るシーンが映し出されており、


幼いの頃より性的虐待を受けた事で男が怖い事、

育児放棄されて祖父母の元で育った事、

グラドルに楽しさを見つける事が出来ずに自傷行為で精神のバランスを保っていた事、

AVはやりたいと思って始めたわけではなく、「堕ちた」とも語っており、

死の寸前まで自分を追い込んだ事もあるなど

彼女がディストピアの住人である事を

メンヘラチックな様子は皆無に、しっかりと自分の言葉で語っているが、

とてもとてもディープな内容に、決して心地よいものではないものの

重力に魂を引かれるが如くに見入ってしまう。

本来、AVで初っ端から30分も自分語りされると冗長だが、

本作では退屈には感じられない。

そして、こんな話を聞かされれば普通ならセックスなど出来るものではないが、

流石と言えば流石、尋常ならざる者の如くに、

この後、梁井監督は普通にハメ撮りセックスを展開している。


続くパートが、本作のハイライトであろう。

起用された男優は、辻丸耕平。

彼は、ウインダムやミクラスの様に梁井監督が放ったカプセル怪獣などではなく、

魔女の釜の底の煉獄を創出する為だけに投入された

ゼットンクラスの化け物、ウルトラマンを倒す程の悪の華の極みである。


彼はセックスする為ではなく、彼女を破壊する為に登場し、

人格を崩壊させるべく心を犯して、

言葉でもって情けも容赦もなく精神をレイプする。

女優は、泣き喚き、啜り泣き、咽び泣き、怯え、震え、過呼吸気味に息を荒げ、

笑い、暴力を振るい、そして力尽きて哀れに弱々しく泣き伏せながら壊れていく。

その後、違う男優が出てきて肉体をレイプと言う流れであるものの

大人の事情でカットされており、

その後、映し出された光景は、憐れに泣き、そして男の体液を必死に拭き取り、

嘔吐し、泣き崩れている女優の姿である。

そして、「こんなの仕事でもなんでもない。酷いよ。こんなのただのレイプじゃん。

これが作品になるかならないかだけで、その辺の街中で起きてるレイプといっしょ、

それより性質が悪い」と泣きながら吐き捨てる程の残酷な光景。


熾烈にして苛烈にして峻烈極まりない出来事に、

その時、彼女は何をし 何を選択したのか?

彼女は、煮えたぎる魔女の釜の底の様な状況で、人間の尊厳を守るべく

さくりさくりと自らを傷つける事により思考を停止する。

彼女が考えるのをやめて朦朧とする中、

映し出されるのは煉獄であり、見ている側がその業火に焼かれる。

本作のクライマックスは舞い上がる様なものではなく、奈落の底へまっしぐらに落ち、

目を背けたくとも出来ない魔女の釜の底の様な地獄絵図だ。


彼女はひどく哀れだ。同様に辻丸耕平にも哀れを感じる。

彼は生まれながらのサディストではない。

AV男優としてプロフェッショナルな仕事をしたまでだ。

彼は彼の役割は果たしたに過ぎない。

この地獄を意図したのは彼ではない。彼は、ただの道具にすぎない。

意図して誰も彼もが救われない煮えたぎる魔女の釜の底を創出したのは、

梁井一その人である。


この後のパートは、日を空けてレイプパートの代わりに追撮された

普通のセックスであるが、撮影前に薬を飲んだり、おかしな挙動をとる

非常に危うく感じられる女優に対して、男優イェーイ高嶋は、

腫れ物に触るかの様にゆっくりとゆっくりと慌てず急がず、

女性優位の体勢にリードしたりとベテラン男優の手管を尽くす。

それでも女優が泣いたり、怯えるシーンも頻繁に見受けられ、

本来、AVのセックスとして成立しないようなカラミを

それでも何とか形にしようと涙ぐましい努力をし、

ペニスも萎える事もなく、最後にはきちんと射精までやってのける

イェーイ高嶋もまたプロフェッショナルである。

ただ、女優の機微を敏感に感じ取って手を握ろうとするなど

普通なら最適解と思われる彼の行動も危うい女優にとっては、

恐怖を煽るものに他ならず、よかれと思ってやった事が逆効果となっており、

AV男優と言う職業は、なんと過酷で熾烈で峻烈なのであろうか。

彼もまた哀れである。



「セックスをしたくない状況、状態でセックスをする事はレイプ」

この価値観で撮影されたのが本作であり、

これは、女優が常ならざる状況下で表現せざるえない未整理の感情を

監督が秩序立てて撮影する手法であろう。

梁井監督は、過去にも『レイプ むちむち素人処女に陵辱実験 今井京香』

で同様の手法を使用したが、あの時創出されたのは、

混沌の深淵であるが故に、笑うことも出来たが、

本作では、魔女の釜の底の様な地獄が創出され、

見ている側が煉獄の業火に焼かれると言う尋常ならざる光景に、笑う事は出来ない。



この作品の是非は解らない。傑作なのか駄作なのかも解らない。

だから、絶賛も酷評も出来ない。

僕の許容量を遥か彼方に上回っている作品だから。

とは言え、アダルトビデオと言うメディアだけが魅せる事の出来る可能性を

追及した意欲的な作品である事は解る。


そして、決して好き好んでではないもののぬるいAVに囲まれた僕の

髪の毛をつかんで引きずり下ろし眼を無理やりこじ開けられて

天と地とのはざまには、思いもよらぬアダルトビデオがある事を

思い知らされたのも確かな事実である。


本作のラスト、女優が1篇の詩を読むシーンでは、

地獄の業火に焼かれながら、それでもアナザヘヴンに憧れる

長谷川リホさんの姿を映し出されている。

それでも是非もなく誰も彼もが救われない作品だと思う。



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| 長谷川リホ | 22:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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